電話応対/名乗らない人への対処法
電話応対していると、ときどき名乗らない人と遭遇します。
他の人に電話を取り次ぐとき、名乗らない人に名前を聞くって少しストレスではないですか?
名乗らない人の中には、
社名も名前も名乗らずに、突然「Aさんに代わって!!」と言ってくる人や
社名だけ名乗って、「●●会社だけど、Aさんに代わって!!」と言われることもありますよね。
こんなとき、勢いよく言われると焦ってしまう人が多いです。
焦ってしまい、取次ぎを失敗してしまった経験はありませんか?
こういった情報不足の電話には、どう対処するのが正解なのか一緒にみていきましょう。
電話で名乗らない人には、都度聞き返す
残念ながら、行動としては都度、聞き返すことでしか対策できません。
勢いに負けて、情報が不足したまま担当に取り次いでしまった時、
至極当然のように「だれから?」と聞かれますよね。
すると、どれだけ勢いよく急かされても
負けてしまったら確認を怠った自分のせいになってしまいます。
電話を掛けるときに、どこの会社の誰ですと名乗るのがビジネスマナーなので
名乗らない人の方が失礼にあたります。
<< 気にせず、自分の仕事と思って聞いてしまいましょう! >>
「失礼ですが、お名前をお伺いしてもよろしいですか?」
大抵の人は、これで名乗ってくれて解決します。
しかし、一部の人は
伝えたあとに、「いいから代われ!」と言ってくるかもしれません。
担当者に『お名前お聞きしていますが、いいから代われと仰って教えていただけません』と引き継げばよいです。
もしも、大切な取引先で名乗らない人がいるならば、
事前に社内共有されていないと分かるはずもありません。
とにかく、とばっちりを受けて自分まで注意されないように聞くべきことは聞きましょう。
マナーを守ることは、自分を守ることに繋がります。
名乗らない人の特徴
会社名も名前も名乗らない人は?
会社との距離感が近い人や、権力を誇示したいタイプに多いようです。
細かく書くと、自分はお得意さんだ。貢献している。
立場が上であると自覚している人。役職があり待遇を求める人。
偉いと思っている人。年齢で判断する人。に該当が多いです。
実際にいつも名乗らない人(仲の良い知人談)に話を聞いてみると、
「担当と早く話したい。」「取り次ぐ人は自分に関係がない。」
「取り次ぐ人の相手をするのが面倒。」という趣旨の返答がありました。
会社名だけ名乗って、自分の名前を名乗らない人
どちらかというと、名前だけ名乗らない人の方が圧倒的に多いです。
ただ、名前だけ名乗らない人を一概に、こんな人!と言えません。
なぜなら、個人の性格がやはり影響しているのですが、
それだけでなくそういう社風の会社もあるという事実です。
だとしても、やることは変わらずしっかりとお名前をうかがいましょう。
お客様の細かな情報は、社内でまとまっていることは少ないので、
よく電話をいただく取引先に関しては、事前に社内で情報共有しておくとモヤモヤせずにすむかもしれませんね。
<電話応対/名乗らない人への対処法>まとめ
電話で名乗らない人には、勢いに負けず都度聞き返すことが必要です。
名乗るのがマナーなので気にすることはありません。
マナーを守らない人が悪いのに、聞くことをサボると今度は自分が責められてしまいます。
ちゃんと聞けよ!と言われても困りますよね。
しっかりと聞くことを意識しておくと、急にいわれても流されず自分の仕事をこなせます。
どんな電話でも、正しく誘導できる人は頼もしいです。
今回のような名乗らない人の対処ができるようになると、電話応対では大きな成長です。
やみくもに繰り返せば苦手が克服できるわけではありません。
なぜ、こういう人がいるのか? なぜ対応するのか?を理解していくと
気持ちが追い付いて、気持ちがほぐれていきまよ。
苦手意識を少しずつ軽くできるように、ぜひ日常に取り入れてみてください。
何かひとつでも役に立てることがあれば嬉しいです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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