HSPさんは人より多く反省していることが多いです。
多くのことに気が付いてしまうばっかりに
電話相手の機嫌や、ダメだった点をいくつも発見してしまい
いつまでも反省に取り憑かれています。
失敗ばかりで自分はダメ人間だ・・・
何も出来ない・・・
と悲観的に陥いることありませんか?
私もその1人で、自分を追い詰めすぎてこれまで3度のハゲ(頭頂部)経験があるほどです。
私の場合、仕事をするうえで何より辛かったのが電話対応でした。
電話を終えたあと脳が勝手に反省会を開催して、
電話を終えるたびズンズンと気持ちが沈んでいました。
そんな私もいまでは最後にハゲてから10年以上が経過して
電話や失敗に振り回されない落ちついた生活をおくれています。
今回は、失敗に取りつかれがちはHSPさんや、
自信がなくいつも自分ばかりせめてしまう人に向けて
電話応対という場面でなぜ電話だと多く反省してしまうのか?を考えながら、
私が実際に取り入れて効果のあった対策をご紹介していきたいと思います。
今の苦しさから抜け出すキッカケになればと思います。
なぜHSPは電話応対のたびに反省するのか?
HSP気質の人は物事気持ちに敏感に気が付きますよね。
電話は情報が少ないことから、
相手の声や電話の背後の音、自分の周囲の状況の変化により気が付いてしまいます。
例① 電話応対のたびに反省会が開催される
HSP気質の人は、相手の声のトーンで機嫌を察してしまうことが多いです。
機嫌が悪い、イライラしている人が目の前にいたら・・・
- 自分が何かしたかな?
- あのことかな?(挨拶しただけ)
- それともあのときかな?(廊下ですれ違っただけ)
- 今電話されたくなかったのかな?
- 迷惑だったかな?
- 申し訳ないな
電話を終えたあとも、このように気になることで思考が巡ってしまい脳が勝手に反省会を開いています。
気を使いすぎてクタクタなのに自分に原因があったらと辛い気持ちになってしまいます。
例② 気づいてしまう
電話相手の向こうで誰かが怒られているような声が聞こえました。
- 誰か怒られてる
- あの声ってAさんかな?
- Aさんには午前中あの件でメールやりとりしたな。
- Aさんが社内に情報展開するって言ってたけどそれかな?
このように、HSP気質の人は少しの変わった音(情報)が聞こえると無視できずに気づいてしまいます。その途端に一気に頭の中で思考が巡ります。
反省はやめられない
HSP気質の人は電話が終わった後も、気づいたことの振り回されてしまいます。
電話は終わったのにも関わらず
長い時間を一本の電話に思考が占拠されている状態です。
他にも声のトーンで機嫌を察したり、音量にビビったりと
電話は情報が少ない分、HSPからすると変化が際立って見えて気にしすぎて疲れてしまいます。
気づいてしまったら、HSPかどうかは関係なく
自分のせいではないかと考えてしまいますよね。
脳が気づいてしまうこと無かったことのように無視することはできないため、
反省の時間を多く取ってしまうのです。
解決策(電話応対/HSPは人より多く反省する)
まず一番に、人より多くのことを気づいてしまうのが私たちHSPの気質です。
人よりもこれらを考える時間が多いということを知っている自覚が必要です。
自分の思いとは異なり脳は勝手に些細なことに気が付いてしまいます。
気が付いてしまったからには、自分との関連性や失敗を意識してしまいます。
これらは気質なぶん、変えることができません。
ただ、それが辛くならないように反省会を早めに切り上げる方法として対策をうつことができます。
反省するときは、点数をつける
あらかじめ、合格点と減点方式を決めておくといいです。
なぜなら、反省がはじまると関連する失敗をあてはめて、
どんどん深みにはまりマイナス評価しかでかかなくなるからです。
電話に出たことがまず偉い!100点!
ここから1点ずつ失敗ごとに減点します。
いくらHSPさんでも失敗を40個出す作業は大変です。
なので、合格点は60点以上にしましょう。
またプラス評価の基準も決めておきましょう。
私の場合は、明るい声が出せればプラス10点。
感じよく振る舞おうとできればプラス10点。と前向き前向きで考えています。
最後に(電話応対/HSPは人より多く反省する)
他の人よりも繊細に気にしてしまう気質であると分かっていれば、
反省して辛い気持ちになったとき
他の人はここまで落ち込まないんだと比較して自分を許すことができます。
繊細であることは、良い事でもありますよね。
追い詰めすぎず、辛いことは理由をきちんと把握して向き合っていけると人生がもっと楽しくなると思いますよっ!
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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