正しい敬語を使えているか?
不安に思う事ってありますよね。
今回は電話応対でよく使う敬語を一覧にまとめました。
間違った敬語を使うと電話相手から自分や会社に不信感を持たれてしまうことがあります。
また特に、年配の方や厳格な方との電話応対では、よくある間違いにお叱りを受けることも多いです。そのような厳しい方は企業でも高いポジションにいるため、とりわけ電話での敬語は意識する必要があります。
ビジネスでは信頼関係が重要ですから、
正しい敬語を使って、自信をもって電話応対ができるようにしていきましょう。
基本フレーズの準備
敬語の種類(丁寧語・謙譲語・尊敬語)
丁寧語
ですますをつける
謙譲語
へりくだる
尊敬語
相手を敬う。お客様行動を促す
電話応対で使う基本フレーズ
「お電話ありがとうございます」
「お世話になります🔴と申します」
「承知致しました」
「ご理解いただきありがとうございます」
「田中様はいらっしゃいますか?」
「おっしゃる通りです」
「担当に申し伝えます」
「どのようなご用件でしょうか」
「かしこまりました」
間違いやすい敬語
ございますでしょうか?(二重敬語)→ ございますか?
ございませんでしょうか?(二重敬語)→ ございませんか?
田中社長様(二重敬語)→ 田中社長
伺わせていただきます(二重敬語)→ 伺います
田中様でございますね? → 田中様でいらっしゃいますね?
※「いる」の尊敬語のいらっしゃるを使うのが正しい言葉遣い
ちなみに、田中様をご本人様に言い換えるとより違和感が分かります。
田中様でございますね?× → 田中様でいらっしゃいますね?○
ご本人様でございますね?× → ご本人様でいらっしゃいますね?○
お休みをいただいております → 休みを取っております。
社外に対しての休暇の説明は、休みを取っております。が正解です。
電話応対はビジネスシーンの敬語練習に最適!
いかがでしたか?
電話応対では決まったフレーズが多いので、
なるべく多く口に出してしっかりと自分のものにしましょう。
言葉遣いに自信がないのなら、メールや直接会話するよりも、
電話応対の方が尊敬語や謙譲語の敬語の使い分けを身につけるのにオススメです。
言い慣れないものを無理にかっこよく話す必要はありません。
慣れないうちは、たどたどしくてもチャレンジすることが重要です。
電話を避けているうちに、敬語も電話対も苦手なままベテランになってしまうと
それから頑張るのは精神的に比べものにならないくらい辛いです。
(最後に)電話応対/言葉づかいに自信がない
言葉づかいに自信がある人ってほとんどいないんです。
大抵の人は、『自分も他人も完璧じゃない』と知っています。
もしも、電話相手に間違いを指摘されたら
それは敬語を正しく使って欲しい、間違いに気づいて欲しいというメッセージです。
素直に、勉強不足で申し訳ありません。ご指摘ありがとうございます。
と、言い方はキツかったかもしれませんが、言いにくいことを言ってくれたことに感謝しましょう。
言い返したり、言い訳するとこじれますからね。
今回とりあげた言葉一覧は、よく間違われて使われているものばかりです。
正しい言葉をつかって、自信をもって電話応対をしていきましょう。
ぜひ、日々の生活に取り入れてみてくださいね。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
コメント