HSP(繊細さん)の人は、電話が苦手な人が多いです。
よくある電話応対マニュアルや、常識、電話のマナーは
ひととおり実践してきたけどどうしも上手くいかない。
迷惑をかけたくないのに、電話ひとつまともに出来ないなんて
なんて自分はダメ人間なんだ。
そんな自分を追い込まないでください。
繊細な人だからこそ、電話が苦手なのです。
ダメだからでは決してありません。
そして病気でもありません。
HSP(繊細さん)だから、よくある常識に沿ったマニュアルだと気持ちが苦しくなります。
HSP(繊細さん)だからこそ、性格に沿った工夫が必要なのです。
ビジネスシーンで試して欲しい電話応対の考え方と対策をまとめましたのでゆっくり見直していきましょう。
繊細さん(HSP)と電話応対の向き合い方
今まで、どうにか電話応対を頑張ってきました。
嫌な思いもたくさんして、自分も責めて、どうにか解決したいと努力してきましたよね。
それでも上手くできないなら、ちょっと方向を変えてみるのも良いと思います。
頑張ったけど、電話の苦手克服できないとき
感覚が鋭いことで、入ってくる情報(刺激)が多い電話が苦手な人が多いのです。
だけど、繊細さんの欠点を前向きにとらえたら、
気配り、心配りを進んで行い、それが無意識にもできるという素晴らしさがあります。
繊細さんならではの、電話応対への長所があるのでそれに気づき、伸ばすことができると苦手克服の糸口になれるかもしれません。
繊細さんにとって電話応対では、どんな苦手な要素があるのか、
またはどんな得意な要素があるのかをそれぞれ分かりやすく説明していますので、
自分の性格を自覚したい人はコチラの記事も合わせて参考にしてみてください。
電話の時代は終わった?
現代では様々なコミュニケーションツールが誕生し、
固定電話の契約数も年々減っていっています。
だから、電話応対という仕事内容自体がなくなるのでしょうか?
もうオワコンだから頑張ってできるようにならなくても良いかも?
残念だけど、もうちょっと電話は粘りそうです。
HSP(繊細さん)にオススメの電話応対テクニックまとめ
HSP(繊細さん)が得意な事、それは気配りです。
気を配れなかったときは後で、あの時ああすればよかった、こうすればよかった、、と結局悩むほど気にしてしまいます。
クッション言葉
クッション言葉とは、言葉の始めに付け足す、相手への配慮の言葉です。
配慮。いつもめちゃくちゃしてますよね。
会話の中で、相手に対しての言葉(お願いする、受け入れる、お断りするなど)の始めに
「恐れ入りますが、」などの配慮になる言葉ををつけ加えることで、
言葉全体をやわらかい印象にするために使われます。
このクッション言葉の使い分けが上手いと、電話相手の好感度がグっと上がります。
是非、日常的に意識して取り入れてみてください。
クッション言葉についてもっと詳しく知りたい方はコチラを合わせて読んでみてください。
繊細さん向けに注意して欲しい点などをまとめていますので参考にどうぞ。
語尾3文字を意識する
語尾でトーク全体のイメージが変わります。
たとえば、「お願いしたいのですが?」と「お願いしたいんですね?」を比べると
ですが?は、冷たい印象を持たれ、ですね?は、やわらかい印象を持たれます。
「が」「けど」で言葉のフレーズを終えてしまうと、トーク全体が一方的で冷たい印象になってしまいます。
たった語尾3文字で印象が良くなるなら良い方を選びたいですよね。
普段の会話から、自分がどんな語尾で話しているのか気にしてみると新しい気づきがきっとあるはずです。今日からちょっとだけでも、気にしてみてください。
語尾がいかに重要かは、コチラの記事で力説しています!!
電話マニュアルを覚えるよりも、はるかに簡単にマスターできるので是非参考にしてみてください。
早口まくしたてる人への対策
早口でまくしたてる人って、想像しただけで嫌ですよね。
委縮して余計緊張するし、聞き取りにくいし、聞き返しにくい!
そんな人には、自分のターンで話すスピードを調整しましょう。
電話相手に流されず、ゆっくりはっきり話してもらうように自分からリードします。
とはいっても、そんな難しいテクニックではなく、
ただ、自分がして欲しいように、話すスピードと、抑揚をつけるだけです。
さらに、なんで繊細さんにオススメするのかその理由と
やさしい考え方を詳しくまとめているので、興味をもってくれたら合わせて読んでください。
名乗らない人への対策
ビジネスシーンでの電話応対では、電話で名乗るのがマナーです。
だから、名前を聞くのは悪いことでは全くありません。
どんどん聞きましょう。
それでも聞きにくい、気が重い人はコチラの記事で私と一緒に考えていきましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。
普通の人とはすこし違った性格の持ち主の私たちは
普通の人よりちょっと違った目線で解決策を探ることが大切です。
いまよりたくさんの人が、もう少し気持ちを楽に日々の生活が送れるようになることを願っています。
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