電話対応が好きな人って本当にいるんでしょうか。
慣れているだけ?他の人がやらないから?
本当はみんなやりたくないんです!
あなたの会社でも、電話の押し付け合い合戦おこっていませんか?
- 得意な人が取ればいい
- 嫌いだから取りたくない
- あの人はいつも取らない
- いつも自分ばっかり取る
電話を避けたい理由は、人それぞれあると思います。
だからといって、自分だけ避けすぎると周りからの印象も気にしてしまいますよね。
でも、頑張りすぎるのは皆さんが思っているよりもはるかに危険です。
この線引きって難しいと思います。
自分だけ一生懸命に電話を取っているとどうなるのか?
電話を避ける理由にはどんなものがあるのかを見ながら一緒に考えていきましょう。
この記事でわかること
今、電話対応に不安や不満を感じてる方にオススメの記事です。
今回は、なぜみんな電話を避けるのか?理由を分析しながら、
電話対応を頑張りすぎていないか?
避けると周りから嫌われないだろうか?という不安を持った人に向けて
どこまで頑張ったらいいのかを客観的に分かるように
落としどころを見つける手がかりをお伝えします。
(はじめに)電話を取るのはほどほどに
はじめに伝えたいのですが、
電話対応をただがむしゃらに頑張り取りすぎても、あまり良いことはありません。
自分の時間は奪われ、対人対応に疲れ、周囲の視線も刺さる・・
さらに、取るのが当たり前だと言われ評価なんかされません。
損得を考える人は、電話なんて適当なやつに任せて自分は出ません。
こう考えるのは当たりまえです。
仕事はお給料のために働く人が多いですよね。
給料になんの関わりもなく面倒でストレスだなんて、コスパが悪い仕事内容だと思いませんか?
今、電話対応にストレスを感じている人に向けて、
頑張りすぎず、反感も買わず、印象もよく、評価にもつながることを意識して
コスパよく電話対応に取り組んでほしいと思っています。
電話を避ける要因
実際にどんな状況が電話を避ける要因となるのか。
自分要因と他人要因、それぞれみていきましょう。
自分要因
- 目の前の仕事が忙しいとき
- 電話が苦手、嫌い、緊張する★
- 評価されない
- かかる時間や労力が割に合わない
- コール鳴りっぱなしが気になってしまう★
- 電話相手を待たせるのが申し訳ない★
自分要因の中で★印は、性格や気質によるものと思います。
この記事にたどり着いた方には、共感できる人が多いのでは?と思います。
★印以外の、実際の仕事と蜜にかかわる項目は、後の項目で触れていきたいと思います。
他人要因
- 会社の風潮
- 事務員の仕事
- 社歴が浅い人の仕事
- 得意な人が出ればいい
- 評価されないし
- 出たい人が出ればいい
会社の風潮により電話に出ざる負えない人が多くいると思います。
正しく役割分担されていればよいと思いますが、
実際のところは風潮に流されて我慢して対応していることが多いです。
自己防衛の対策(無理に押し付けられないように)
ただがむしゃらに電話対応を頑張っても良いことはありませんね。
ときには自分から、電話対応という<技術>や<負担>を正しく会社や周囲に認めてもらえるよう働きかけることが重要です。
事務員だから、若手だから、他の人が出てくれないから・・・と、
無理に頑張っていも、評価してもらえないんじゃ元も子もないです!
その我慢、ボランティアではないんですよ・・・
具体的な対策として、こんな自分ルールを作っておくことをオススメします。
- 物理的に席を外す
- 得意だと思われていようが関係ない
- 1コールでは取らない
- 連続で取らない
- 若手が取れ?は年功序列の会社だけ
- 数値化
1日にどれくらい電話に出ていて、どれくらいの時間を要しているのか?
件数や時間をおおざっぱでもメモしておく - 取次ぎに非協力的な人を上司に報告する
自分の生産性が下がっていることを明確にする
打算的に動くことに拒否感を覚える人がいるかもしれません。
ですが、自分を守るためと思ってもう1度考えてみて欲しいのです。
自分が我慢すれば平和でいられるは、言い換えれば自分だけ悲劇のヒロインな自己満足です。
お互いのためにも、会社のためにも必要なことですから、
ここは迷わずに自己防衛のための準備は怠らないようにして欲しいのです。
実際にあった怖い体験談(我慢しすぎると酷い目にあう?!)
私の体験談①
知らない間に自分以外のビジネスフォンの音がならないように設定されていた。
それまでは自分の席だけ音量が大きいと思っていたのですが
あるとき他のビジネスフォンが音が鳴ってすらいないことに気づきました。
ズルイと思い、自分のビジフォンも音を消してしまおうとしたら、
音量調整はできても消すことは個人ではできなかったのです。
調べてみたら、他の同僚の人達が電話をとってくれる私さんの席だけ音が鳴ればいいよねと、
業者さんが入ったタイミングで設定変更を申し入れしたことが分かりました。
私の体験談②
そこは事務員が電話を取る風潮の会社でした。
しかし私の所属していた部署は、事務要因がたったの3名。
そのうち2名は、社歴20年以上の電話対応が出来ないベテランでした。
単純にやる気のない方々で、1日中2人でくっついて歩き永遠と人の悪口を言っていたり
どちらかの席で2人固まって座りずっとおしゃべりしながら単純作業だけをやっているというちょっと変わった人達でした。残念ですが、そんな2人が電話を取ってくれるはずもなく、
2人の担当であっても、もちろん出ません。
取り次ごうとしても「こういうふうに言っておいて」で終わってしまいます。
しかし、正義感というか、使命感みたいなもので
電話相手に申し訳ない気持ちになり、ひたすら一人で頑張ってとってしまいました。
1時間のうちほとんどが電話対応で、割り振られた仕事が終わるはずもなく
ベテランを叱れない上司は、電話がそんなに時間がかかるはずがないと私を責めるばかりでした。
私の体験談③
休み明けに電話する用事があると休みの間に必ず夢に出てくるんです。
なんて切り出そうか、どう話を組み立てようか、と夢の中でイメトレしてしまうのです。
もう、目覚めは最悪ですよ。
自分の電話だけならいいのに、電話ばかりに取りつかれて
取次ぎを快く受けてもらにはどうしたら良いか・・そんなボランティアのやり方で悩んでしまいます。
(さいごに)頑張るあなたは素敵です
あなたも電話対応、頑張りすぎていたことに気づいたかもしれません。
真面目で親切な人、気が弱い人は必要以上に頑張りすぎているかもしれません。
頑張れる人は人生を豊かに生きることができる素質でもあります。
人一人が頑張れる許容量は限りがあります。
自分や大切な人が幸せになるために、私も頑張れる人になれたらいいなと思っています。
この記事を読んでくれた方に、ストレスを抱えるまえに、置かれた状況を理解して
ちゃんと自分を守るための対策を取って欲しいと願っています。
そのキッカケの一つになれたなら、少しでも役に立てたら嬉しいです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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