電話対応/HSPの人が気にしすぎていること
初めに、最近よく目にする機会が増えた『HSP』という言葉についてお話しします。
さて、今回はそんなHSP気質の人が苦手とする電話対応についてのお話です。
いつも周りを気にしているHSPは、
電話応対だと耳からの限られた情報で、余計に集中したり気を回したりで気疲れします。
電話が終わっても反応が追えないことで迷惑かけなかったか?と気疲れが長引いてしまうのです。
あなたも、電話が終わったあと、いつも自己嫌悪に走っていませんか?
自分を責めても性格は変えられません。
なので、この性格を活かす方向へ考え方を変えみましょう。
これから電話対応でHSPが気にすることを上げていきます。
一緒に他人より気にしすぎている点はないか整理してみましょう。
気にしすぎている点があるならば、
その点は、あなたが ≪ 気配り、目配り、心配り≫ができる秀でた人材なんだということです。
自己嫌悪になることではなく、そんな特別な対応ができる素敵な性格なんだと自覚できると思います。
~この記事で得られる情報について~
この記事を書いている筆者は、自分を追い込み人生3度のハゲ経験がある生きづらい性格と、HSP気質の持ち主です。
10年以上の会社勤めの中、OAスキル講師や新人教育をして得た実体験から
心に負担をかけない優しい解決策を贈ります。
繊細さんが気にしすぎる 音・環境・状況
電話の音量
・着信音に毎度驚く
・着信音が嫌で、早く消すために早く受話器を取る
・着信音が嫌で1番電話に出る子になっていた
・よく電話機の音量調整をする
・聞き逃しのないよう、音量を上げる
・小さな音でも雑音が多いと相手の言葉の処理ができなくなる
プルルル・・(ドキッ)
早く取って消そう!(うるさいから音を消したい)
また取らなくていい電話取っちゃった。苦手なのに。
電話する環境
・失敗しないように万全を整える
・メモよしペンよし内線表よし
・電話で話すことをまとめる
・第1声はこう切り出そう
・明るく話そう
・感じよく話そう
・あと何か準備するものないかな?
・大丈夫かな?
・電話が終わってからの反省
他に準備するものが思いつかないほど準備万端なのに・・
何か不足しているようで、忘れているようでずっと不安。。。
心の準備は頑張っても出来ない・・
電話が終わると、いっつも反省点がある。
電話相手の状況
・いきなり怒らないでね!大きな声ださないでね!と思いながら電話に出る
・せっかちな人だったらやだな
・ぶっきらぼうな人だったらやだな
・屋内か屋外なのか?屋外で話続けてもいいのかな・・?
・電話が途切れる=電波が少し悪いなら急ぎだけど後にした方がいいかな・・?
・裏で誰かの声が聞こえる、電話してる場合じゃないのかも・・?
本当、電話続けちゃっていいのかな・・・
実は迷惑なんじゃないの・・・?
いやでも、ここまで気にしてたら相手も気を使わせてしまうんじゃ・・・・
はぁー気になる気になる気になる・・・
はぁー心配心配心配心配心配心配・・・・・
(電話終了)
あーーーもうやだ。自己嫌悪(反省)
いかがでしょうか。共感できるものはありましたか?
繊細さんは、いつも心の中が気になることでいっぱいなんです。
これは普通のことで、おかしなことではないんですよ。
電話が苦手な人ほど他人より気遣いのできる人材である
人よりも、目を配れる。気を配れる。心を配れる。なんて素晴らしいことなんです。
世の中には『人の目なんか気にしませーん』な態度の人が至る所に存在します。
すると私たちは、気配りくらいしてよ!
人の迷惑にならないように気を付けて欲しい!と内心イライラししてしまいがちです。
自分だけ気苦労が絶えず損なことばかり、気にしない性格が凄くうらやましい思います。
しかし、努力しなくても自然と周囲に気配りができるというのは特別です。
訓練しなくても思いやりをもって行動できるという強みであるからです。
さいごに
HSPは、際限なしに気を尽くして心や体を壊しやすいです。
いくらやっても心配が消えず自己嫌悪を繰り返したり、自己犠牲を自分で強いてしまいます。
このままでは病気になると分かってるけど止めるも難しいですよね。
止められず悩んでいる人がいれば、別の記事の中に自分の心を守る≪頑張りすぎないための線引き≫について取り上げていますので、こちらも参考にしてみてください。
電話対応/苦手な人がクレームに直面すると仕事自体を辞めたくなる | tantan🍀 (tantan2525.com)
もしこのサイトで共感いただけたことがあれば、
心の健康のために、考え方や行動を変えるキッカケにしてみてください。
少しでも毎日が心穏やかに過ごせるような助力ができたなら、とても嬉しいです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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