電話応対では、「折り返しお電話致します。」という言葉をよく使います。
この、「折り返す」と言う言葉。
自分が相手にもう一度電話したい時には使ってはいけません。
新入社員の方だけでなくベテランの人でも結構多くの人が間違えて使ってしまっているこの言葉。
正しくは、自分が電話をかけた側で、また電話を掛ける時は、
「また掛けます。」もしくは「また改めます。」を使います。
どっちでも伝わればよくね?という声も聞こえてきそうですが、
今回はもう少しだけ想像してみて欲しいのでどうか聞いてください。
もしも、今まで気にせず使ってしまっていたなら、
この間違いがちょっと恥ずかしくなると思います。
この記事から得られる情報について
この記事を書いている筆者は、自分を追い込み人生3度のハゲ経験がある生きづらい性格と、HSP気質の持ち主です。
10年以上の会社勤めの中、OAスキル講師や新人教育をして得た実体験から
心に負担をかけない優しい解決策を贈ります。
「折り返す」間違った使い方でよくあるパターン
お世話になります。
ABC株式会社の田中ですが、前田様はいらっしゃいますか?
申し訳ございません。
あいにく前田は来客中であと1時間程で戻る予定です。
分かりました、終わった頃また折り返し電話させて頂きます。
このパターンの間違いは本当によく遭遇します。
正しくは最後の言葉は「改めます」を使います。
承知致しました。それではこちらからまた改めます。
なぜ、「折り返し」を使ってはダメなのか?
先の事例で説明すると、電話は一方通行で自分から相手に向けて電話する流れになっています。
もう一度かける時も同じ方向の流れですね。
電話を掛ける側が交代して、
相手から電話が欲しい時にはじめて、折り返して自分に戻ってくる流れに変わります。
このように電話の流れを想像すると、
どこも折り返していないのに使うと可笑しいことに気がつきやすいですよね。
(最後に)電話応対/「電話を折り返します」の正しい使い方
電話応対のマナーとして様々な情報がありますが、
敬語の間違いは、怒られるだけでなく、簡単に自分の評価を下げてしまいます。
10年以上のベテラン社会人の中でも3〜4割の人は、
まだ自分で電話を掛けておいて、「また折り返します。」を気にせず使っています。
それだけ、間違いやすい敬語なので注意していきたいですね。
なにか共感できるものがありましたら、是非日々の生活に取り入れてみてくださいね。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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